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【イベント】我が人種とその歴史を1ヶ月祝うイベント【アメリカ】

 

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世界にはその国の歴史、文化に基づいた様々なイベントがありますね。例えば日本で行われる2月や3月のイベントと言えば節分やバレンタインデーにホワイトデー。そして祝日としては建国記念日や春分の日など、一年に一度のその日を思い思いの形で過ごすかと思います。それではそのイベントが1ヶ月続くとなるとどうでしょうか。私の知る限り日本には1ヶ月続くイベントはなかったように思いますが、ここアメリカでは毎年2月1日にあるイベントが始まります。今回はそのイベントをご紹介したいと思います。

 

違う人種も大歓迎!「ブラックヒストリーマンス」というイベント

16世紀から19世紀にかけてアフリカ大陸からアメリカへ渡ったと言われ、その後は奴隷として不当な労働を課せられたアフリカの人々が定住し、現在のアフリカ系アメリカ人となったと言われています。辛く苦しい労働や、人種差別に苦しめられながら1926年に2月の第2週を「黒人歴史週間」とする事を告知したことからこのイベントは始まったのだそうです。そして1976年に、2月の第2週から2月の1ヶ月を「黒人歴史月間」にすると連邦政府が承認した事からこのブラックヒストリーマンス(Black History Month)というイベントが改めて始まったと言われています。アフリカ系である事を恥じるのではなく、奴隷として扱われていた過去を引きずらないけれど忘れずに、我が人種を誇りに思いつつ歩んでいこうといった気持ちが込められているのだそうです。アフリカ系の人達だけのイベントと思う人達も多いようですが、彼らがどの様な歴史を歩んできたかを知って欲しいと、他人種の人々が参加する事をとても喜ぶ人が多いのだと聞きました。今では異人種交流会のようになっている場所もあるようです。

 

一ヶ月間のイベント。さて何をする?

丸々一ヶ月続くこのブラックヒストリーマンスですが、毎日お祝いしているわけではありません。その家庭ごとに何をするかは違ってくると思いますが、私の知る限りでは

・Tシャツを作って親族同士で集まる際に着て盛り上がる。
・歴史を振り返り、毎年何があったのかを確認しつつ、未来へ向けて話し合う。
・偉人の言葉やそれにまつわるポエムを読む。
・アフリカ系の人達の歴史について、クイズをしたり歌い、踊る。
・関連した音楽を聴いたり映画を見る。
・教会の特別礼拝に参加する。
・地元で開催されるイベントに片っ端から参加する。

毎年作られるTシャツです。

毎年作られるTシャツです。

など、毎週末だけでなく時間がある時に集まって様々な形でお祝いをするようです。
特に2008年に誕生したアメリカ初のアフリカ系アメリカ人の大統領、バラク・オバマ氏の就任はアメリカの歴史に残る出来事となり、アフリカ系アメリカ人の意識を大きく変えました。
そして勿論、この年のブラックヒストリーマンスはオバマ大統領が就任した1月から2月になだれ込み、ほぼ2ヶ月間の間それはそれは賑やかでした。こんな風に彼らにとって大きな変化があった年は更に盛り上がります。

家の中のあちこちに写真が貼ってありました。

家の中のあちこちに写真が貼ってありました。

そしてこれら全てに加えて忘れてはいけないのが食事です。昔は今のように好きな時に好きなお店で買い物をするなど出来ず、裕福な人達が捨ててしまう部位の肉やコストの安い食材を、知恵を絞って料理していた物が今も「ソウルフード」として受け継がれています。今では味付けが変わったり盛り付けが豪華になったりと多少の変化はありますが、それでもやはり彼らにとってなくてはならない物であり、年に一度の特別な食事として一族総出で料理をし、共に食べるのが伝統となっているようです。

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いかがでしょうか。現在は海外で行われる様々なイベントに参加できるツアーがありますが、興味のある方は2月にアメリカ南部を訪れてはいかがでしょうか。熱気溢れる催し物に出会えるかもしれません。

 

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