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【イベント】月見【ベトナム】

 

編集_1日本では中秋の名月と呼ばれる、満月を愛でながらお団子を食べる習慣がありますね。「月見酒」、「月見団子」を秋のささやかな楽しみにしている方もいるかと思います。あまり若者が興味あるというイベントではありませんが、それでも昔から続いている伝統行事として、この日が近くなると、スーパーでは月にいるうさぎを模したお餅や和菓子、甘酒などが店頭に並ぶようになりますね。

では、ベトナムでは日本の月見に該当するような行事はあるのでしょうか。
今回は、ベトナムの「月見」のイベントをご紹介したいと思います。

 

ベトナムにもあるんです

ご存知の方も多いかと思いますが、中秋の名月は中国が発祥。中国の文化を色濃く受けたベトナムでも、日本と同様にこの日を祝う行事があります。ベトナムでも毎年旧暦の8月15日を「中秋節」という名前で祝います。2015年は9月27日に該当しますね。

 

編集_2ベトナムの月にうさぎはいません

日本では誰もが知っているように、月にはうさぎが住んでいるといわれています。実はこちらも中国に伝わる伝説が元になっていて、発祥の中国では月にいるうさぎは不老不死の薬を作っているといわれています。

では、ベトナムはいかがでしょうか。ベトナム人に聞いたところ、月にうさぎが住んでいるという話は聞いたことがないようす。「じゃあ、月には誰が住んでいるの?」と筆者がベトナム人に質問したところ、返ってきた答えは、「若い男と女」とのこと。

話を要約すると、月には契りを交わした男と女が住んでいて、1年に1回この日だけ会うことができるという、天の川伝説のようなお話がベトナムにはあります。

また、ベトナムにはもう一つ、下記のような伝説も伝わっています。
ある偏屈でわがままな女がいました。その女は、ガジュマルの木にあろうことか尿をしてしまいました。ガジュマルはまたたくまに天に伸びて、枝にひっかかった女を月まで運びました。

男と女の話は主に現代の若者が知っている話で、ガジュマルの話はお年寄りにとってのお馴染みの話となります。

 

編集_3ベトナムでは、月見の日は子供の日

ベトナムでは月見は子供のための日とみなされていて、特に満月を愛でたり、お酒を飲んだりすることはありません。
月見(中秋節)の日が近づくと、道端の露店や市場、個人商店などでは小さな子供が喜びそうなおもちゃを一斉に売り出します。当日はゲームコーナーのあるショッピングセンターをはじめ、公園、動物園、遊園地などが非常に込み合うことになります。子供からすると、月見の日は「おもちゃを買ってもらえる日」として定着しています。

また、住宅街では広場でビンゴゲームやカラオケ大会などが行われ、参加した子供にお菓子が配られるといった、昭和の香りする光景もうかがえます。

また、ビッグイベントの一つが「獅子舞」。主に住宅街や大通りに出没し、獅子舞が太鼓やシンバルに合わせて舞います。家の了解をとれば、獅子舞は自宅に入り、そこで舞うことによって厄除けの効果があるといわれています。また、その家がお店であれば、商売繁盛。自宅主はお返しとして金銭をわたします。

 

ベトナム人も月餅を食べます

日本人にもお馴染みの月餅ですが、ベトナム人も中秋節に月餅を食べる習慣があります。味は日本のそれとほとんど変わらなく、生地の中に餡が入った最中のようなお菓子です。月見の約一週間前からスーパーと屋台で大量の月餅を売りはじめます。また、ベトナム人では月餅と一緒に肉まんのようなものを食べるのも習慣の一つ。あまりおいしいものではありませんが(ベトナム人もそう思っています)、「1年に1回だから、食べなきゃちょっと寂しい」とのこと。

このように、ベトナムでも月見に似た習慣があることが分かります。ベトナム人の過ごし方をみていると、なんとなく親近感が沸いてきますね。

 

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