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【暮らし・住まい】小学生の遠足【ベトナム】

ベトナムの小学生の様子

日本では秋の深まる10月頃、各学校で遠足を催行するのが慣例となっていますね。
子供たちの多くは、この遠足を楽しみにしているものです。
筆者が小学生のときは、サイクリングストリートを歩くピクニックや、水族館、遊園地などによく行ったものです。

お母さんが作ってくれたお弁当や、予算が決められた中で買ったお菓子などをみんなで分け合いっこした記憶もあります。そんな子供なら誰もが待ち焦がれる一大イベントの遠足ですが、遠く離れたベトナムでもあるのでしょうか。

今回は、ベトナムの小学生の遠足に関して詳しくご紹介したいと思います。

小学校の状況

日本では小学校は六年制ですが、ベトナムでは五年制となります。中学校含めて、一応は義務教育の範囲内ではありますが、実情は経済的に通えない子供も多く、また、クラス内でも生徒の年齢にばらつきもあります。この傾向は田舎へいくにつれて増えていきます。

最近の日本の小学校は近代化になりつつあるように感じます。
教室には冷房がついていて、体育館、プールは公立でも当たり前に併設されていて、さらに芝生の校庭を持つ学校さえありますね。
一方ベトナムの小学校は、校庭も狭く、休み時間はおしくらまんじゅうの状態になるほか、体育館やプールなどはありません。クラブ活動もないため、個人の時間は確保できますが、道徳を学ぶ時間がいささか欠けている印象が否めません。

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遠足を楽しみにするのは、ベトナムでも同じ

ベトナムにも日本同様、遠足はあります。三年生から年に一回開催されます。遠足には二種類あり、学校全体で行く場合と、学年で行く場合があります。これはケースバイケースであったり、学校によっても異なります。傾向としては、遠出する場合は、学校全体で行くことが多いようです。しばしばバスが10台近く縦列して、小学生をのせている異様な光景をみることもあります。また、日本では五年、六年次にはキャンプや修学旅行といった泊りがけの旅行がありますが、ベトナムのほとんどの学校では企画されず、日帰りのみとなります。

では、子供たちは遠足を楽しみにしているのでしょうか。実際に何人かのベトナム人小学生に訊ねてみました。すると、

「遠足はいつも楽しみにしている」

「どこに行くのかをみんなで考えるのが楽しみ」

「いつも勉強ばかりでつまらないから、遠足は好き」

といった意見を聞くことができました。近年は教育ママさんが増えてきて、学校が終わったあとにも補習塾や英語塾に通わせる家庭が多いです。一日ずっと勉強している子供も珍しくなく、親に言わせると、「いま勉強しておかないと、大人になったときに後悔する」とのこと。ベトナムは日本以上に学歴社会の気がします。
そんな子供たちにとって、一年に一度の遠足は待ちに待った一大イベントであることに間違いはありません。

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遠足で行く場所

では、遠足ではどのようなところに行くのでしょうか。今回筆者が調査したのは、すべてホーチミンの市内中心にある学校です。学校、地域によって行く場所は異なります。

ホーチミン市内の小学校でよく企画される遠足の目的地は、「スイティエン公園」、「ダムセン公園」、「クチトンネル」、「博物館」となります。この中で、はずれはクチトンネルと博物館。双方ともベトナム戦争を題材にしている施設なので、子供の彼らにはつまらなくて当然ですね。

 スイティエン公園は仏教テーマパークと称され、園内には巨大な大仏や狛犬などのモニュメントが象徴的の遊園地です。ジェットコースターや観覧車、お化け屋敷などもあるほか、近年ではハリーポッターのホグワーツ城を模したお化け屋敷ができるなど、国内で話題を呼んでいます。

 ダムセン公園は、中華街チョロン周辺にある緑豊かな遊園地です。定番のアトラクションのほか、園内には芝生や湖に咲いた蓮の花が広がり、ピクニックには最適です。

いかがでしたでしょうか。ベトナムでもしっかりと子供は遠足を満喫している様子。取材を通して、国は違えど、子供が好きなイベントというのは共通しているものだなと改めて感じました。

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